価値観
自分が絶対に正しい…
と思うから、口論になり争いが起こります。
全ての物事に、その人なりのそれぞれの考え方があります。
人の数だけ考え方がって、人の数だけ価値観があります。
まずは違いの存在を認めること…。
正しい、間違いは誰も分からないのです。
私が学生の頃…
練習中は水を飲むな…と言われました。
スタミナがなくなる…という理由で。
激しい練習で喉カラカラでも、飲めない辛さを我慢したものです…
今ではその真逆。
水を飲まなければ脱水症状で危険…「どんどん飲め」となっています。
肩を使う球技で、練習後肩は冷やすな…と言われました。
今では…アイシングで「冷やせ」と言われますね。
医療でも、傷口をマキロン、オキシドールなどで消毒するのが良し…としていましたが…
今ではそれもで、水で洗い流す程度…となっています。
ここ数十年単位で見ても、常識的に正しい事…が…
「正しくない」…となっていることが多いです。
ノーベル賞受賞のハイエック氏が
「絶対に自分は正しい」…
というのは「不遜」な態度である、と言っています。
そう考えれば
絶対…なんて凡人の私たちは尚更です。
世の中絶対はないかもしれないけど…
「自分は間違っているかもしれない」…
と謙虚に構えれば、
争いではなく、よりよいものが見えるのかもしれませんね。
関連記事